復興庁『被災者支援コーディネート(CDN)事業』(2017年8月~)
JPF福島「5つの重点支援テーマ」にある『⑤地元主体のネットワーク促進』に資する事業として、JPFは2017年8月より、復興庁『被災者支援コーディネート事業』を受託しています。福島の『浜通り』では、避難指示により一度消滅した地域コミュニティの再生や今後の地域づくりに向けた住民を中心とした支援者や行政機関などとのネットワーク形成を目指し、南相馬市小高区、浪江町、川内村などの地域での活動、双葉郡全般やいわき市等の広域での活動を住民や支援者などと協働し進めています。また、県域での避難生活継続により、見守り等を含めた『心のケア』、生活基盤の喪失等による『生活困窮』や『子供の貧困』など、継続的な支援が予想される分野の県域でのネットワークづくりも行っています。
地域・テーマ | 協働・支援団体 | 協働・支援内容 |
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南相馬市小高区 | おだかぷらっとほーむ | 帰還者や支援者の「情報交換の場」や見守り機能を目指した「ごはん会」の支援 |
浪江町 | なみとも | 帰還者や支援者の情報交換の場やコミュニティ形成支援準備 |
川内村 | 川内コミュニティ未来プロジェクト | 子供向けの自然環境教育プログラム作成を通じた、コミュニティ形成支援 |
双葉郡 | 双葉郡未来会議 | 県内外にバラバラに避難した双葉郡の方々100人へのインタビューを通じた、人と地域のつながりを結ぶ事業支援 |
いわき市-双葉郡 | いわき~ふたばネット | 避難者や帰還間もない方々への支援を行っている方々への「コミュニケーション研修」(11月)や「会計・組織基盤強化」(12月)研修の実施 |
心のケア | 世界の医療団(特定非営利活動法人 メドゥサン・デュ・モンド ジャポン)、 相双に新しい精神科医療保健福祉システムを作る会 |
県内外にバラバラに避難した双葉郡の方々100人へのインタビューを通じた、人と地域のつながりを結ぶ事業支援 |
生活困窮者 | ふくしま連携復興センター(ふくしまの今とつながる相談室toiro)、 福島県社会福祉協議会、 福島県居住支援協議会、 寄り添いホットライン、 特定非営利活動法人ビーンズふくしま、 NPO法人 福島やさい畑 |
県内外にバラバラに避難した双葉郡の方々100人へのインタビューを通じた、人と地域のつながりを結ぶ事業支援 |