コミュニティ支援

地域の人々が集う場の提供や、作業を一緒にする過程などを通して、復興に向けた住民同士のつながりが生まれるような支援です。

団体紹介 認定特定非営利活動法人 たすけあいの会ふれあいネットまつど
(第11・12・15・18・20回「共に生きる」ファンド助成団体)

千葉広域避難者交流サポートプロジェクト
第11回 期間:2013/4/1~2013/6/30  助成金額:2,990,000円
第12回 期間:2013/7/1~2013/12/31  助成金額:5,550,000円
第15回 期間:2014/1/1~2014/6/30  助成金額:5,530,000円
第18回 期間:2014/10/1~2015/3/31  助成金額:5,995,000円
第20回 期間:2015/4/1~2015/9/30  助成金額:5,740,000円
  • 「黄色いハンカチ」オープニングコンサート「黄色いハンカチ」オープニングコンサート
    ©たすけあいの会ふれあいネットまつど

福島県浜通りと東京を結ぶ基幹ルートである、JR常磐線と国道6号・常磐高速道は、2011年3月11日を境に放射線から逃れる避難ルートと化しました。このルート上にあることから、いち早く避難者の受け入れを表明した松戸市で、行政の手が回らない支援を市民が自発的に始めました。避難者がみなし仮設に入居するまでは物資を中心とした支援を個々に行っていました。2012年、取り敢えずとはいえ松戸で暮らすことになる避難者の知縁も地縁もない松戸で暮らすことの心細さの訴えを受け止めたNPOと個人で松戸・東北交流プロジェクトを設立。避難者がいつでも集まれる居場所を作ろうということになり、2013年1月、避難者交流・サポートサロン黄色いハンカチをオープンすることに漕ぎつけました。当初、週3日のサロンの運営は支援者がスタッフとして行っていましたが、2014年には避難者が運営スタッフの中心を占めるように変化してきました。交流サロン黄色いハンカチの活動は、帰還、移住いずれの選択をするにも今の生活を確かなものにすることに役立つ内容にしていこうと、避難者・支援者で意思統一しています。

「共に生きる」ファンド助成団体の声
(認定特定非営利活動法人 たすけあいの会ふれあいネットまつど)

副代表 奥田義人
副代表 奥田義人

なぜ、そこまで東日本大震災支援活動に取り組むのかとよく聞かれます。私たちふれあいネットまつどは福祉・介護系のNPOですので、災害支援活動は被災NPOへのカンパに取り組んだくらいの経験しかありませんでした。東日本大震災と福島原発事故は、団体のミッションと団体の存在理由を問う衝撃でした。誰もが人間らしい暮らしを実現するための助け合いの精神と支え合い助け合いのある社会づくりを目指す団体のあり方が問われているというのが、役員・ボランティア会員共通の認識となりました。東日本大震災支援活動では、投入した資源以上のものを貰っていると感じています。この活動を通して、組織はしなやかさと強靭さを学び、活動はタコつぼ型からネットワーク型へと変化してきています。今後も身の丈に少し背伸びする目標と課題設定で、被災者のみなさんに心を寄せる活動に取り組んでいきたいと思っています。

震災により崩壊したコミュニティを地域主体で支え合い、再生する支援をしています。

団体紹介 特定非営利活動法人 勿来まちづくりサポートセンター
(第9・11・15回「共に生きる」ファンド助成団体)

双葉町仮設への農業支援と事務所移転
期間:2012/7/1~2012/9/30  助成金額:937,000円
事務局人件費並びに原発避難者の心のケアと生き甲斐作りプログラム
期間:2013/1/1~2013/6/30 助成金額:3,874,800円
進化と混迷を深める被災者サロンへの支援プログラム
期間:2014/1/1~2014/12/31 助成金額:6,500,000円
  • 福島県主催の交流サロンフェスタにて、いわき市岩間町サロンの皆さんがワークショップを開催福島県主催の交流サロンフェスタにて、いわき市岩間町サロンの皆さんがワークショップを開催
    ©勿来まちづくりサポートセンター

勿来まちづくりサポートセンターは、地元岩間の津波の被災者のコミュニティ支援と双葉町、浪江町、楢葉町の原発避難者のコミュニティ支援を同時並行して行っています。今では岩間の方々のサロン活動に浪江、双葉、楢葉の方々も積極的に参加するようになっています。また、埼玉の避難先から岩間に引っ越してきた双葉町の方々の訪問活動を継続して行っています。始めは様子見で2、3人づつ来ていたのが、ようやくみんなで集まるようになり、今では毎回10人以上が参加しています。手芸活動をしたり、スポーツ吹き矢を楽しんだりしながら、避難者同志あるいは復興支援員の方や社会福祉協議会の方々と話をしたり、みなさんそれぞれの形で交流を楽しんでいます。

「共に生きる」ファンド助成団体の声
(特定非営利活動法人 勿来まちづくりサポートセンター)

センター理事長 舘敬
センター理事長 舘敬

いわき市勿来地区は被災3県の中で一番南にあり、現状がほとんど報道されずにきました。支援活動を継続してこられたのは、被災者と支援者が共に地元であることと活動を支えてくれる機関があったからだと思います。津波被災者と原発避難者が共に参加している岩間町サロンは、元気を取り戻しつつあり作品作りだけでは物足りなくなってきていました。今年は外に出ようという目標のもと、筑波大学の学祭を含めお出かけワークショップも計画・実行しています。今後は高齢被災者の生き甲斐作りと自立を進めるためサロンの起業化にチャレンジしようと考えています。

地域の人々が集う場の提供や、作業を一緒にする過程を通して、復興に向けた住民同士のつながりが生まれるように支援しています。

団体紹介 特定非営利活動法人 ヒューマンソーシャルハーモニー研究所
(第9・10回「共に生きる」ファンド助成団体)

こころのふる里プロジェクト
期間:2012/7/1~2012/9/30  助成金額:1,000,000円
こころのふる里プロジェクト
期間:2012/10/1~2013/3/31 助成金額:9,546,000円
  • 歌とお話の会 ふたば音頭の練習中 町民の皆様は音楽がかかりだすと体が自然と動くようです。歌とお話の会 ふたば音頭の練習中 町民の皆様は音楽がかかりだすと体が自然と動くようです。
    ©ヒューマンソーシャルハーモニー研究所
  • 歌とお話の会 歌っているところ歌とお話の会 歌っているところ
    ©ヒューマンソーシャルハーモニー研究所
  • 歌とお話の会 お茶菓子で歓談 ここで出てきたお話が私たちの支援になっています。歌とお話の会 お茶菓子で歓談 ここで出てきたお話が私たちの支援になっています。
    ©ヒューマンソーシャルハーモニー研究所
  • 白いご飯とパリッとした焼き魚が食べたいという希望に答えて、焼き魚定食をお出ししました。白いご飯とパリッとした焼き魚が食べたいという希望に答えて、焼き魚定食をお出ししました。
    ©ヒューマンソーシャルハーモニー研究所

ヒューマンソーシャルハーモニー研究所は、原発事故により避難等を強いられた方々の生きがいの発見、仲間とのコミュニケーション、こころの健康を維持し孤独を避け健やかな生活を営めるよう支援を行っています。2012年7月より、埼玉県加須市にある旧騎西高等学校の避難所に避難している双葉町町民の方や近隣の方を対象に、定期カウンセリング、歌とお話の会、また避難所外でのコミュニケーションイベントやコミュニティサロンを開設することで、生活の中での楽しみの提供や地域の方とのふれあいの場を提供しました。コミュニティサロンのオープニングの際には、チャリティバザーを開催、また定期的にこころの健康カウンセリング・看護師による健康相談、ネイリストによるネイルサービス等も行っています。バザーでは、普段買い物を控えている被災者が買い物を楽しめたという声や、今後のサロンの使い方に対するリクエストもでてきました。

今も避難所に残っている方々は高齢の単身者が多く、自活できない困難もあります。避難されている方々が相互交流をし、この場所で集まれることや活動できることで生きがいを見つけられるきっかけとなるよう、自分たちが中心となる参加型の支援を心がけて、支援を続けています。

「共に生きる」ファンド助成団体の声
(特定非営利活動法人 ヒューマンソーシャルハーモニー研究所)

代表理事 臼井智香子
代表理事 臼井智香子(うすいちかこ)

活動の中で避難されている方々の笑顔が増えてきました。
これも、私どもを支えてくださっている支援者の皆様のおかげと感謝しております。