公益社団法人日本国際民間協力会(NICCO)は、岩手県陸前高田市および宮城県気仙沼市において、ジャパン・プラットフォームの助成により、子どもと中高年の心理社会的サポートを2012年7月から行っています。

 

子ども向けプログラムには、これまで延べ566名の子どもが参加しています。このプログラムでは現在、3月に集会所で発表会の開催を予定しており、子どもたちによる出し物の準備をしています。

 

中高年向けには農地での作業療法プログラムにこれまで延べ405名、中高年男性主体のプログラム「男の集い」に延べ130名が参加しました。水梨コミュニティーセンター仮設住宅団地における男性プログラム「男の集い」では、他の住民の要望を聞きながら、参加者が大工仕事に腕を振るい、住民の共用設備の手直しを行っています。

 

NICCOはこれらプログラムを通じて、震災を経験した人々が震災の体験を振り返りまた受容することで、震災後の生活に新たな意味と希望を見出して行くことが出来るよう、支えていくことを目標としています。